
オーケーで無洗米。開店すぐに行きましたが、残り1袋でした。5㎏4,642円。
美味しい炊き方は、むらしがなんと15分ですって。ウチは10分もしないうちにいただいております。だって土鍋からに立ち上ってくる香りや湯気で待てないんだもの。うーん。
心していただきます。お米の美味しさをより感じるために海苔でいただきます。
海苔は永井さんの寿司はねです。


ハリ、ツヤいいですね。磯の広がり。ご飯と共鳴して。ああ日本人。
たきたてのご飯にのせると湯気で、海苔がふわっとなる。踊って縮んで身をよじらせます。少しふやけたころ合いをいただくのが好きです。
このときはテレビの音を消して、海苔の音だけでご飯を食べたいです。メジャーリーグの球場で投球と打球の音を聞くだけのように。
谷崎潤一郎先生のごとく、陰に美を見出すように。海苔の音に耳を澄まして。

昔、秋田へ出張したとき、ビジネスホテルに泊まりました。朝、大きな炊飯器からご飯を自由によそえるようになっていまして、ツヤっツヤで甘みがある。初めてご飯をオカズにご飯を食べたような。出発時間ぎりぎりまで何回もおかわりしたのを想い出しました。
ごはんの想いででまた一杯イケそうです。