菊水さんの寒干し麺を使ったらーめんセットを買いました。12食で1788円。1食149円ですね。
寒干し麺は20代のころからいただいております。コシがいいんですよね。スープとも合いますし、なにしろ負けていない。期待できます。
料理研究家の辰巳芳子さんの「味覚日乗」を読むと、冬に鮭を風にさらすことが書かれています。
3週間ほど軒先にさらして、身が透明になるほど待つ。乾いた鮭を食べる分だけ削いで、また干す。誰にもやれない珍味となるそうです。干すことで珍味になる。風の仕業っていいですね。
菊水さんのHPを拝見すると、「寒干しらーめん」誕生秘話が。素麺からヒントを得て、小麦の力を活かして奮闘する歴史が描かれています。ご参考 味のふれあい 菊水~めんコミュニケーション・北の麺自慢!~
セットには札幌・函館・旭川。北海道の3つの味が一堂に。楽しみです。
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旭川の醤油らーめん。スープが黒い、濃い。冬に温まるう。ネギだけでしたけど。いろいろなトッピングを考えて作るのも楽しみですね。ごちそうさまでした。
そういえば、札幌らーめん、函館らーめんのお店は関東にもありますが、旭川はあまりないような。
旭川は大豆がとれていたところから醤油らーめんが人気になったよう。寒い地域なので冷めないようにラードでまくを張ったのも特徴らしいです。気候が生んだ食ですね。食べてみて理解ができました。
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こちらは札幌の味噌。辛いのかな、と思っていました。が、甘い。コクのある甘さ。これは意外。ネギとのりでしたが炒めた野菜とあうだろうなあ。
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函館の塩。こちらは塩のあとにくる甘さを感じます。透き通ったスープ。クイと飲めます。
麺の硬さもあげるタイミングが良かった。むちッと歯ごたえあり。愛おしくてゆっくりと味わうことができました。
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あと、9食。この冬楽しめそうです。分けて食べたら奥さんも美味しいと言っておりました。