ちくまQブックス、読みました。内容を少し紹介いたしますね。
欧州では人間は神の似姿であり、崇高なものとされているようです。
英国では「権利」は国民の側にあるものを指します。「義務」は国家が持つもの。
国家と国民の役割分担がされている。ところが日本ではそうではないと。
例えばギリシアが債務危機になったとき、欧州は緊縮財政の是非が話題だったが日本では債務を返せないのが悪いという論調だった。とのこと。
コロナでロックダウンのとき、英国では学校の課題で「ロミオとジュリエット」の人物になってラブレターを書こうというのが出た。全員で最初ロミオになり、次の時はジュリエットになり、韻を踏んでラップ調で書こうというもの。ユニークですね。
こうした内容に触れることも、世界を感じて新たなステップとなりそうですね。いま、教育の国際化が叫ばれて、国債という名前の学校が人気とのことですが、実際の授業でもこうした教えが増えればいいことですね。