「不思議の国のアリス」ルイス・キャロル著 河合祥一郎訳を読みました。先日読んだ「英国エリート名門校が教える 最高の教養」ジョー・ノーマン著 上杉隼人訳で必読リストにあったからなんです。
走るウサギを追いかけてたどり着いた夢の世界。
ネズミやインコ、カモ、ワシの子、ドードー鳥など多くの動物たちが党大会レースをするシーンが印象的です。スタートもゴールラインもなし。コースはあいまい。好きな時にスタートして好きな時に走るのをやめていい。結果はみんなが勝ち。
人間世界を暗示しているようです。
学校があるみたいで、授業はと言えば、古代おせっかい史と現代おせっかい史、受けてみたかったですね。チンブン漢文も。訳には苦労のあとが。河合先生、ありがとうございます。
本は図書館で借りたのですが、検索する時に「不思議な国のアリス」と打っていて、出てきませんで、アレと思っていましたが私の勘違いでした。不思議の、なんですね。でもいつかは、不思議の、ではありませんかと間違いを訂正してくれる日が来ることを願っています。ともかくも長年の勘違いがなくなり、勉強になりました。

アリスってシンプルな名前だけど、行動力や好奇心はマネができない強さがある。世界のお父さんお母さんが女の子にこの名前を付けたがったのは非常によくわかります。
いつもでも心と体は元気いっぱいに居てほしいから。