townfood鶴見お蕎麦

鶴見 登茂吉さん そば湯のありがたさ

昨日の雪がなんとかかたづいた街。サイクリングロードを辿って鶴見へ。以前偶然通りがかった休日の日に行列が気になったいた「登茂吉」さんへ。11時の開店前には約10人ほどの並びが。辺りはそばつゆの香りが。店の中はガラス張りの石臼。30分ちょうどに開くのもとても気持ち良いです。「ウチは大きな車海老の天ぷらなんです。おすすめですよ」と女性。一番人気の天せいろ。大盛。

海老を主役になすとししとう2本。手を合わせて。おろしとショウガ。ししとうの緑が清々しい。天ぷらの甘みの奥に
ししとう本来の甘み。なすはしっとりと。2つに切り分けられた車海老は。太いけどやわらかい。口の中で踊る、跳ねる。山と海の恵みに包まれながら、そばを手繰る。

少なくとってつゆに数秒、多くとってゆっくりと。どの味がしっくりくるのか。まだそばの道は文字通り長く細い。

まだまだだねと思いながら。ありがとうございました。そば湯を何気なくそばちょこへ。グビっと。
なにこれ、いいんじゃないの。最後まで飲んでしまいました。そば湯をなくなるまでいただいたのは初めてでした。
いま、白湯が話題なのですが、「そば湯」いいですよ。こんなにも濃く、深いなんて。まさにいい湯だな。

出たら、行列はさらに伸びてました。わかります、わかります。ベテランさんが多いような。でもみなさん、いい顔して食べてました。それが一番の味でした。

力を合わせて漕ぐって大変。でも素敵です。チームワーク。

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