NHKプラスでビリーホリディの「奇妙な果実」を見ました。人種差別が、もめ事がなくならないアメリカ。移民で作られた国でいまも歌い継がれるビリーホリディさんの名曲のルーツを知ることができました。おさまったかと思ったらパンデミックでまた分断とは。うーん。人って不安になると思いやりが減ってしまうのでしょうか。余裕やゆとりがなくなったしまうのかな。
続いて「世界の居酒屋 マドリード」。移民を受け入れてきた街で繁盛している居酒屋の日常を見ることができました。スタッフはみんな南米出身。陽気。引力があるのかな。人が集います。
2つは対照的でした。でも同じ星で生まれていることなんですね。
すべての人間は兄弟じゃないか。ヴォルテールの「寛容論」の第22章「誰に対しても寛容でありたい」を思い出しました。われわれは同じ神の子である。と。
Amazon.co.jp: 寛容論 (古典新訳文庫) : ヴォルテール, 斉藤悦則: 本
世界のあらゆるところが「こんなお店」だといいですね。いつでもだれでも楽しめる。お店の入り口に掲げている「オープン」「営業中」はここにくるひとみんなウエルカム。というメッセージを込めて。
2つの番組でそんな思いがいたしました。