塩野七生book

ギリシア人の物語1 民主政のはじまり

塩野七生先生著。先日「2」のペリクレスの活躍を読んで、図書館では貸し出し中だったものですから丸善にて購入しました。

オリンピック イメージのギリシア アテネですが、スポーツ以外のイベントも好きらしく。歌唱力を競うものがあったそうです。ホメロスの抒情詩を竪琴の伴奏で感情豊かに唄うという内容だったようです。

竪琴は横森良造センセイのアコーディオンのような感じでしょうか。マイクないからそれはそれは声を張ったのでしょうね。マチャアキさんのようなMCが点数を煽って会場を盛り上げていたかもしれません。

自分で歌うのも、人が歌うのを見ることが好きなギリシア人だったらしく。人生はそれこそそのままエンターテインだったのかも。現代のわれわれよりも人生を謳歌し、楽しんでいたのかもしれません。

戦いに明け暮れる日々も、こうした楽しみの日々も、人間らしい。空が変わっても楽しみは変わりませんね。

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