前回の草餅が美味しかったものですから再び訪問です。
今日は物静かなご主人が応対です。
「ぼたもちは何か人気ですか」
「やはりあんこですね。私はきな粉も好きです」
「じゃこの2つください」
「これは自家製のかきもちですか?」
「お米から作っています」
「じゃあこの塩味をください」
「ぼたもち2個で400円。あげもち350円で750円です」
「ありがとうございます」
まずおすすめポイントは、作りたて。温かいんです。これがいただけるのはなんとも有難い。
ぼたもち、いやー大きい。和菓子屋さんの約1.5倍。ひとくちで制服するはムリ。ほおばるって久しぶりです。この年でなかなかありません。でもいいですね。これも食の醍醐味です。たまにはいいかな。
あんは甘さの中に控えめな塩味を感じることができました。きな粉は中にヒミツのアンが忍ばせて合って、2種類の具材が楽しめるバージョン。お得です。
あげもちはゴリゴリな食感。こちらはお米がまず鼻にきます。味付けのため、保存のための余計な添加物はありません。普通のかきもちとはちがいます。昔だったら、地元の大名に献上するレベルではないでしょうか。まさに「よきにははからえ」です。
おにぎりを塩だけで味付けして網にのせて焼いた。それをさまして出しているような。これは止まりません。極上の塩結びがそのまま揚げられています。お米本来の甘みもあります。ガマンガマン。お米が主役なので塩分は控えめです。これもグッド。
さすがにお米屋さんのお菓子たち。逸品ぞろいです。ありがとうございます。
元住吉 鈴木米店で草餅を – 左利きの星に生まれて (neo-lefthand.com)