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神楽坂 フレンチ お蕎麦

矢来町。26年のグーさんへ。11時30分開店で12時にはほぼ満席の人気です。初めてお邪魔してから20数年が経っています。30代でした。ブラッスリーという言葉さえあまり一般的にはなかったような。温かい佇まいは健在です。

Aランチ。前菜は鶏レバーのパテ。メインは豚バラの赤ワイン煮込み。さて、サラダの葉一枚から唸ります。右のにんじんさんは少ないながらも個性あり。そしてレバーは手ごわい。ついついバゲットに手が止まりません。すでにグーの沼へ。底はあるのでしょうか。溺れかけているのを見たお店の方からあうんの呼吸でおかわりいただきました。もっと沼るでないの。メインは豚バラ赤ワイン。フォークでホロっと溶ける。もう完璧です。つけ合わせのグラッセがスイーツのよう。さっきのサラダとは違い印象のニンジン。

ここはお肉だけではないんですね。野菜が多彩にいただけること。ありがとうございます。マッシュもあいまってたまりません。お店の赤いギンガムチェックがニコニコしているように見える。ずっとずっと食べていたい。なんなら住みたい。家賃がとんでもないことになりそうです。1300円。いいんですか。このボリュームで。

蕎楽亭。久々の二色のお蕎麦。ピカピカ。食べてしまうのもったいないくらい。眺めていたいです。女性人気のお店はやはり違うなあ。1200円。ランチはとくに天ぷら人気のようで大将はずっと静かに鍋につきっきり。きわめて落ち着いた雰囲気で揚げている。この安定感が良いですね。きりっと締めていますね。こちらは。そば湯がいいんです。私のとっては白湯といった趣で楽しんでおります。

坂を上がって、五十鈴さんで団子。216円。コパンさんでブレイク。320円。

あそうそう勘三郎さんが愛した福屋さんのお煎餅も。美味しかったです。あと最後に炒飯の龍朋さん。強者たちが列をなしてましたよ。皆さんやや前のめりでした。坂にありますのでね。グッドラック。ちなみにマイベストは神保町「成光」さんです。音がいいんです。音が。