book「教養としてのラテン語の授業」

相手を想うラテン語&ティラミスのおまじない

「教養としてのラテン語の授業」を読みました。ハン・ドンイル先生著。バチカン裁判所の弁護士でもあります。

ラテン語を通じて今でもためになるローマ人の考えなどが学べます。

内容を少し。

ローマ人は手紙の最初の書き出しで、あなたが元気なら私も元気です。と書いたそうです。
自分が、自分が、という内容ではなく、まず相手を気づかうのは今も大切ですよね。

誰かの無事を祈るのは、やがて自分の世界の無事を祈ることになりますよね。

また、イタリア人の母親は、息子が学校のテストで成績が良くなかった時、近くのアイスクリーム屋さんで「ティラミス」を食べさせるとのこと。ティラミスには「上へ」という意味があり、このお菓子を食べれば元気になれるという意味になるのだそうです。テストの失敗など忘れてまた頑張ろうということですね。知らなかった。今度使ってみます。

甘いだけではないスイーツのチカラですね。

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