目黒通りで行われています目黒マルシェが復活。ということで都立大学駅からバスにのって「元競馬場前」でおりると、すでになかなかの賑わい。みんな待っていたかのようで、よい笑顔しています。お店の方も、お客さんもホッとした表情。ゆとりも感じられて。めちゃめちゃ地元感でもなく、テキトーにおしゃれで。ふんわりしていて。すてきな雰囲気でした。
ドイツソーセージのレッカービッセンのテイクアウト屋台は30人ほどの行列。素晴らしい、フランクフルト3本セットを買いました。手造り、太い、本物の豚肉の味、詰めたてだからか、弾力もやさしい。柔らかい。食べ終わるのが惜しいものに久しぶりに出会えました。ボイルして、焼きも入れたのに、簡単には噛めません。試されているのはこちらの食べようとするチカラです。グルングルンと押し戻してくる。嬉しい抵抗、いつもでもレジスタンス オケーです。日本だとそうはいかない、ドイツ仕込みの強さ。したたかさ。賢さを感じました。焼いている方も楽しそうなお顔、なりよりです。
足を延ばして不動前方面。由緒ある目黒不動尊へ。縁結び菩薩さまでは、女性が祈りをささげてました。成就するといいな。水かけ地蔵もしたたってハツラツです。ここは、目黒とは思えない空の高さ。遠くで鳥が旋回する風情。鳥もさつきを待っているか。さつまいもの普及で知られる青木先生のお墓もありました。鏑木清方先生による「目黒の栢莚」では遠景で鬱蒼とした森の中に本殿が描かれており、歴史を感じさせてくれます。先生と都内を漫ろ歩きたかったですね。
ではまた、目黒通りへ。賑わいへ。ダイブ。お気に入りの家具など出会えるかな。