「吉行淳之介ベストエッセイ」萩原魚雷編 ちくま文庫を読みました。

その中のエッセイを引きます。
男のおしゃれについて、ということで、芳村真理さんのことが書かれています。
女性は無人島に行くときもおしゃれをする。観客はもう一人の自分だそう。化粧をすればステキ、ステキと手を叩いてくれるというのです。
そうか、そうか。仕事で雑誌の撮影現場に立ち会ったことがありますが、スタッフの方たちはしきりに「キレイ」「カワイイ」をモデルに投げかけている。それも5秒おきに。ポーズを変えるたびに。シャッターが終わるまでずっと。これは心のエールだ。応援だ。最近ではNHK「べらぼう」の花魁役の彼女が来た時も声がかかっていたなあ。これは清住白河のコーヒーの焙煎所でのお話です。
さて、男では無人島でお洒落をするか?助けられることを考えたらネクタイはしていきたいなあ。英国の船なら助けてくれるかも。一緒に英国王室御用達のエッティンガーの財布を持っていこう。チャールズ3世御用達だから威力あるかもね。