study映画「旅情」1955

映画「旅情」1955

キャサリーンヘップバーン主演です。デビットリーン監督。アメリカのオフィス秘書がベネチアで妻子持ちのイタリア男と出会ってバカンスを楽しむ話です。

ピンク、ホワイト、グリーン、ブラウン。彼女のドレスがベネチアの石造りのグレイや煉瓦の赤茶と見事にマッチしています。時おり可愛く、乙女。時にアダルト。彼女のいろいろな表情に出会うために見る映画です。

イタリア男もスーツ姿はいつもピシっと。白いチーフも端正です。

ラストは駅。あしたへの出発はいつもほろ苦い。ジブンのキモチは出てゆく方か?追いかける方か?。男か女か。
考えさせられる場面です。

サンマルコ広場はいいですね。一度行きました。ただ立ち寄ったあるカフェがほぼ日本人でしたのはご愛敬でしたが。