森鴎外の自伝的小説。明治の秀才たちの青春です。
6才。エッチな絵に出会う。
7才。男と女のあのことを知る。
10才。英語を学ぶ。エロ本を読む。
11才。吉原を知る。高座を見に行く。ドイツ語を学ぶ。
13才。英語の学校へ行く。軟派と硬派を知る。
14才。小料理屋へ行く。
15才。鰻屋へ行く。
17才。古道具屋の13才の娘が気になる。
18才。家で働く14才の娘を気にする。
19才。大学を卒業する。謝恩会で芸者をあげる。
20才。見合いをする。食事は蕎麦掻。吉原を経験する。
21才。ドイツのベルリンへ国費で留学する。カフェオレを堪能する。
25才。帰国する。
マセてます。自分は家族と神田の藪で蕎麦掻をいただいたことが小学校6年生の時だったくらいです。
スバル誌上で発表となるや発禁処分。そのおかげで大ヒット。ナイス商法です。