11月16日にNHK「よみがえる長安」を観ました。
杜甫の詩が紹介されていました。
国破れて山河在り で始まります、
これは前々年に起こった安史の乱、ソグド人であった安禄山によって長安が滅ぼされたことを杜甫が詠っているのですが、敗れたのでなく破れた。外国との戦争で「敗れた」のではなく、内部にいた異民族の反乱によって「破れた」とのことなんです。
山河はとりでという意味。国はなくなったけれど、国を守るとりではそのまま健在で残っている、なんてことだ。
という思いです。
はっと思いました。先にすすむことができませんでした。
当時の世界最大で文化が名は開いた長安を上げたのも下げたのも外国人だったとは。


