townモンゴルstudyモンゴル帝国

世界を征服したモンゴルの教え

モンゴルには古くから「川の水を汚すな」「草原を掘り返すな」という戒めがあったそうなんです。

馬の機動力を生かして、弓を射ながら騎馬兵で大陸を縦横無尽に移動し、次々と土地を征服する豪快なイメージ。それとは違い、草原で代々生きるために自然への敬意を払う姿があったのです。

また作家の司馬遼太郎もこう言っています。
人間は自然の一部に過ぎない、この素直な態度が必要である。そうすれば21世紀は人間同士が尊敬し合うに違いないと言っています。人は助け合うこと。痛みを感じる事。そうすれば他民族へのいたわりを感じることができるのです。

さらに「21世紀は人類が仲良く暮らせる時代になる」と言いました。

そこで、提案があるのです。一度、世界のリーダーはモンゴル高原の大平原に集まって、みんなで食べたり、飲んだりするといいと思うのです。レジャーは車座になってのハンカチ落としです。

誰が勝つか?そんなことはどうでもいい。参加するみんなが金メダルなんです。

大空の下で大いに遊ぶ。笑う。肩を叩き合う。きっと自然にかえり、仲良くなると思うのです。きっと。