4月にオーダーしたブレザーが6月に仕上がりましたが、梅雨になり、明けてもまだ着ておりません。
しばし秋の出動準備といったこのごろです。
ポケットはチェンジポケットをつけて、やや斜めにスラントしました。
ルーツに敬意を表したくてこのように。
チェンジポケットは、例えばチップを払うときにために。という説があります。
またスラントさせるのは、乗馬での狩猟の時に前かがみの姿勢のため、斜めの方がモノを出しやすいため。という説です。
ただ、あまり外のポケットにモノを入れては行けないという教えもあり、スマートさが求められますね。
乗馬は一度、20代の頃に、九州で馬に乗ったことがあります。疾走する馬の上に乗るだけで精一杯。ここで銃を撃つなんてとてもとてもできません。と思ったものです。
ただそのスタイルだけは心に胸に刻みたいという想いです。街を歩いて素敵に出会ったら、心のチップを、気持ちを込めて愛の銃を撃ってみたいものです。
この小銭を使わなくなる時代に、チェンジポケットは果たしてすたれてしまうのか。心配ですが、きっと紳士のバトンは次の紳士が受け継いでいくのだと思います。ね。