bookかもめ チェーホフ 「かもめ」チェーホフと研ナオコさん 2025.02.19 人生の喪服というコトバから始まるロシアの古典戯曲です。読み進めても何か不安なグレーの雲が心を覆っている。最初のまんま。晴れない。そしてかもめ。討たれてさらに気分は上がらず。研ナオコさんの「かもめはかもめ」を思い出しました。ミディアムテンポ。心をおさえた旋律。けだるい。あの低音に引き込まれる。どこまでも。チェーホフの最後も。突然終わるんです。まわりに余韻を残して。いつかの山下公園で見るかもめとは違いました。でもこれも人生の一ページと思います。 ♬ ひとりで 空をゆくのが お似合い。 Post Views: 22